2025.02.25
突き指を軽視しないで!
戸越銀座駅前整骨院です!
今回は「突き指」についてお話していきます。
突き指の概要
突き指とは、指先をなにかにぶつけたり、転倒した際に指先に強い力が加わることで起こる指のケガの総称です。
具体的には、
・指の痛み
・腫れ
・内出血
・指の変形
・指の動きの制限
といった症状が挙げられます。
突き指は、靭帯損傷、骨折、脱臼などを伴う場合があり、適切な処置を行わないと、指の変形などの後遺症が残る可能性もあります。
症状の原因
突き指の原因として、
・バレーボールやバスケットボールなど、ボールを使うスポーツ
・転倒
・衝突
などが考えられます。
突き指の治療法
突き指の治療法としては、当院では以下のような方法を用いて症状の改善を目指します。
・応急処置
突き指の腫れ、炎症が強い場合はアイシングを行い、強い痛みに対してハイボルテージ療法などで、できるだけ痛みを抑える治療を行います。
・固定
指の固定やサポート、患部の安静を保つために、テーピングを行います。また、骨折の疑いがあったり捻挫の程度がひどい場合はギプスなどで固定する場合もあります。
・電気療法
マイクロカレント療法は組織の回復を早めるため、治療と並行することでより治癒への期間を短くすることが期待できます。
手技療法
腫れや痛みが引いてきたら、関節の可動域を回復させるための手技療法を行います。
特に指は固定期間が長いと拘縮(癒着による関節可動域の低下)が強く起きるため、リハビリは必須になります。
当院の改善事例
60代女性。
バスケットボールの練習中、ボールを受け取ろうとした際に中指を突き指。
中指の指先に強い痛みと腫れがあり、指を曲げることができない状態。
問診と検査の結果、突き指(靭帯損傷)と診断。
まずは応急処置を行い、痛みと腫れを抑えました。
ハイボルテージ治療で炎症を抑え、痛みを軽減。
テーピングで患部を固定し、安静を保ちました。
腫れと痛みが軽減してきたら、手技療法で関節の可動域を回復させ、指の機能回復を促しました。
スポーツ復帰に向けて、テーピングやサポーターで患部を保護し、再発予防に努めました。
その結果、指の痛みと腫れは消失し、バスケットボールに復帰することができました。
適切な治療とリハビリテーションを行うことで、スポーツを安全に楽しむことができるようになりました。
突き指は、軽視されがちですが、適切な処置を行わないと、後遺症が残る可能性もあります。
指を突き指したら、早めに戸越銀座駅前整骨院にご相談ください。
院長 太田 湧也