2025.01.24
呼吸と骨格・筋肉の関係…首の痛みも呼吸が原因かも?
昨年から今年にかけて、様々な呼吸器感染症が流行っていますね。
もちろん、そのような感染症は専門の病院の領域ですが、
呼吸、という行為そのものは私たち整骨院の領域とも関連があります。
「息を吸う、吐く」という過程は単に肺だけで行われるわけではなく、
(肺は二酸化炭素と酸素を交換するフィルターのようなものです)
「肋骨が広がる、閉じる」という動きが肺に空気を取り込むポンプの役割をします。
さらに言えば、この動きを作るためには筋肉が必要ですし、
スムースな動きには背骨や肩甲骨などの歪み、姿勢もかかわってきます。
そのため「普段から息苦しさがある」「呼吸が浅い気がする」
のような状態の場合、内科的な原因以外にも、
筋肉・骨格の動きの悪さ・バランスの悪さが呼吸の邪魔をしている可能性もあるのです。
また、呼吸のための十分な肋骨の動きができていない状態が、
肋骨周囲の筋肉の緊張を呼び、痛みの原因となっているケースもあります。
(特に首の前面~側面の痛みでそのような場合が多いです)
このように、呼吸にも姿勢や痛みとの関係があり、状態によって
・背骨の歪みや肩甲骨の可動域の改善
・呼吸筋(横隔膜など)のマッサージ
・腸もみによる腹部の血流増加と緊張緩和
・立体動体波を使用した自律神経へのアプローチ
など、原因別の治療法が当院にはあります。
呼吸の浅さなどが気になるが内科などでは原因が分からない方、
首や肩の痛みがなかなか取れない方、
まずは一度戸越銀座駅前整骨院にご相談ください!
院長 太田 湧也