ズボンを履くときに腰が痛む

2025.02.08

ズボンを履くときに腰が痛む

戸越銀座駅前整骨院です!

今回は「仙腸関節痛」についてお話していきます。

仙腸関節痛について

仙腸関節痛とは、骨盤の一部である仙骨と腸骨の間にある関節にストレスがかかることで炎症などを起こし、痛みや動きの制限を引き起こす状態です。

具体的には、

・腰や臀部の痛み
・片足だけに痛みやしびれが出る
・長時間座っていると痛みが増す
・前かがみになったり、階段を上ったりする動作で痛みが出る
・ズボンを履く、足を組むなど、股関節を大きく動かす動作で痛みが出る
といった症状が挙げられます。

症状の原因

仙腸関節痛の原因として、

・妊娠・出産期における骨盤のゆるみ
・転倒や尻もちなどの外傷
などの他に、日常の姿勢のバランスが悪化することにより、骨盤の関節にストレスがかかり続けていることが大きなリスクとなります。

・座りの時間が長い

症状の治療法

仙腸関節痛の治療法としては、主に以下の3つが挙げられます。

・骨盤の矯正
仙腸関節のズレや歪みを整えることで、関節への負担を軽減し、痛みを改善します。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた、丁寧な手技療法で骨盤矯正を行います。

・電気治療
電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。
ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。また、仙腸関節の問題が原因でおしりや足に神経症状が出ている状態にも高い効果が期待できます。
立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

・運動療法
ストレッチや筋力トレーニング、EMSによる筋力強化などを行い、骨盤周りの筋肉を強化することで、仙腸関節を安定させ、再発を予防します。
 正しい姿勢や動作の指導も行い、日常生活での負担を軽減します。

当院の改善事例

30代女性。
靴下を履こうとしたり、足を組もうとしたりする際に、腰に強い痛みを感じる。
日常生活でも、腰の痛みで長時間座っているのが辛く、家事にも支障が出ている。

改善例:

問診と検査の結果、仙腸関節痛と推測しました

骨盤の歪みを整える矯正治療と、ハイボルテージ治療で痛みを軽減。
さらに、立体動態波治療で筋肉の緊張を和らげ、骨盤の歪みを最小限にするようにしました。

その結果、腰の痛みは消失し、靴下を履く、足を組むといった動作もスムーズに行えるようになりました。
家事も問題なくこなせるようになり、日常生活の質が向上しました。

また、姿勢の歪みのクセが強かったため、矯正治療とEMSによる体幹トレーニングを併用することで、4か月ほどで身体の歪みがかなり改善されています。


仙腸関節痛は、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
腰や臀部に痛みを感じたら、早めに戸越銀座駅前整骨院にご相談ください。



院長 太田 湧也