2025.02.12
仕事中に毎回腰が痛い!
戸越銀座駅前整骨院です!
今回は「腰部椎間関節障害」についてお話していきます。
症状の概要
腰部椎間関節障害は、腰部の椎間関節に関連する痛みや機能障害を指します。椎間関節は、脊椎の各椎骨間に位置し、脊椎の安定性や可動性を提供する重要な構造です。この障害は、以下のような要因によって引き起こされることがあります
具体的には、
- 腰の痛み
- 腰のこわばり
- 特定の動作での痛み(体を反らす、捻るなど)
- 長時間同じ体勢での痛み といった症状が挙げられます。
症状の原因
腰部椎間関節障害の原因として、
- 加齢: 年齢とともに椎間関節の変性が進み、関節の摩耗や炎症が生じることがあります。
- 外傷: 事故やスポーツによる外的な衝撃が原因で、椎間関節に損傷が生じることがあります。
- 姿勢や動作: 不適切な姿勢や繰り返しの動作が、椎間関節に負担をかけることがあります。
- 遺伝的要因: 一部の人々は、椎間関節に関連する障害を発症しやすい遺伝的素因を持っていることがあります。
症状としては、腰痛、動作時の痛み、可動域の制限、場合によっては下肢への放散痛などが見られます。診断には、医療機関での身体検査や画像診断(X線、MRIなど)が用いられます。
症状の治療法
腰部椎間関節障害の治療法としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 関節のモビライゼーション
椎間関節の動きを改善するために、手技療法を用いて関節を動かします。
関節の動きをスムーズにすることで、痛みを軽減し、腰の柔軟性を向上させます。
2.ハイボルテージ治療:高電圧の電気を用いた治療法で、炎症を抑え、強い痛みに対して即効性があり、痛みを軽減する効果が期待できます。
立体動態波治療:深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。
- 運動療法
ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、腰周りの筋肉を強化することで、腰椎を安定させ、再発を予防します。 当院では、EMS(Electrical Muscle Stimulation)を用いた体幹の筋力強化も行っております。 EMSは、電気刺激によって筋肉を収縮させることで、効率的に筋力アップを図ることができます。 正しい姿勢や動作の指導も行い、日常生活での負担を軽減します。
改善事例
症例:
40代女性会社員。 デスクワーク中心の生活で、慢性的な腰痛に悩まされていました。 特に、長時間座っていると腰が痛くなり、仕事に集中できないことも。
改善例:
問診と検査の結果、腰部椎間関節障害と判断
関節モビライゼーションで腰椎の動きを改善し、ハイボルテージ治療で痛みを軽減。 さらに、立体動態波治療で筋肉の緊張を和らげ、腰周りの血行を促進。 EMSを用いた体幹トレーニングやストレッチ指導を行い、腰を支える筋肉を強化しました。 また、座り方や姿勢の指導を行い、再発予防を促しました。
その結果、腰の痛みは軽減し、長時間座っていても楽に仕事ができるようになりました。 集中力もアップし、仕事の効率も上がったと喜んでいらっしゃいました。
腰部椎間関節障害は、放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。 腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度戸越銀座駅前整骨院にご相談ください。
院長 太田 湧也