2026.03.11
立ち上がった瞬間の「クラッ」や「フワフワ」…それ、疲れではなく“首の渋滞”が原因かも?
1. 「世界がフワフワする」その正体
椅子から立ち上がったとき、あるいは朝ベッドから起き上がったとき、こんな経験はありませんか?
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一瞬、目の前が暗くなる(立ちくらみ)
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地面が雲の上のようにフワフワして、足元が定まらない
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急に振り返ると、視界がワンテンポ遅れてついてくる気がする
「寝不足かな?」「少し疲れているだけだろう」と見過ごしがちですが、これらは身体が急激な気温差に血圧調整が追いついていないSOSサインかもしれません。
2. なぜ「春」にめまいが起きやすいのか?
2026年の3月は、昼夜の寒暖差が10℃を超える日も珍しくありません。私たちの身体は、この気温差に合わせて血圧を上げたり下げたりして体温を一定に保とうとしますが、この司令塔が「自律神経」です。
しかし、春は環境の変化も相まって、自律神経がオーバーワーク気味。 血圧のコントロールが不安定になり、脳への血流が一瞬途絶えてしまうことで、あの「クラッ」とした感覚が生まれます。
3. 「首のコリ」は脳への関門を塞いでいる?
特に注意していただきたいのが、「慢性的な首こり」がある方です。 心臓から脳へ血液を送る大切な血管は、首の骨のすぐ横を通っています。
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冬の寒さで肩をすくめていた筋肉の強張り
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スマホやデスクワークによるストレートネック
これらによって首の筋肉がガチガチになっていると、いわば「脳への道路が渋滞している」ような状態です。ただでさえ不安定な春の血圧調整に、物理的な「首の詰まり」が加わることで、めまいや立ちくらみが悪化してしまうのです。
4. 今日から意識してほしい「3秒」の習慣
「フワフワ感」をこれ以上ひどくしないために、今すぐできる対策があります。
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「急」を避ける:立ち上がる時は一気にいかず、一度背筋を伸ばして「3秒」数えてから動く。
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深呼吸の魔法:動く前に鼻から吸って口から吐く深呼吸を1回。これだけで自律神経のスイッチが切り替わり、血圧が安定しやすくなります。
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「首」を物理的に緩める:当院で首のラインを整えることで、脳への血流の“関門”を開放します。
5. 最後に:視界スッキリの春を迎えましょう
「めまい」は、身体からの非常に繊細なサインです。 放置して転倒してしまったり、慢性的な頭痛に繋がったりする前に、その原因となっている「首の歪み」をリセットしませんか?
首の緊張が取れると、驚くほど視界が明るくなり、足の裏が地面にピタッと吸い付くような安定感を感じられるはずです。
院長 太田 湧也

